『长篇故事・2ch』我和宅与公主殿下（七）

上一章　目录　下一章

 

245 名前：70 ◆DyYEhjFjFU 　 投稿日：04/09/02(木) 19:07

「りか。りか？」

何が起こったのかさっぱりわからなかった。

彼女はどう見ても意識がないように見えた。

確かに自立で歩いてはいるんだけど。

しばらくして、これって夢遊病ってやつ？

と乏しい知識の中から今の状況を上手く説明する言葉をなんとか探し出してみる。

「理香？理香？」

我完全不知道发生了什么。

怎么看她都是没有意识的

虽然确实是自己站起来走路

过了许久，这就是梦游病？

我试着从我那贫乏的知识中寻找出能准确说明现在情况的词语

 

「りか。なんでコンセント抜くの？何かまずいのかな？」

これじゃ不審者はぼくの方だ。

彼女はまるでそうするのが当り前のように、部屋の隅を戦闘中の兵隊みたいに這いまわっている。

「理香。为什么要拔插头？有什么不妙的吗？」

这样一来似乎可疑的反倒是我

她仿佛就像那么做是理所当然的一样，在房间的角落里像正在战斗的士兵一样到处爬

 

「雷のときはね、コンセント抜かないといけないんだよ。わかった？」

ＰＣのアダプタだけは足の指で押さえて抜かせなかった。

そういえば、寝言を言ってる人に話しかけちゃいけないとか、なんとか…返事だったっけ？

そんなことを思い出して、気味が悪くなった。

冷蔵庫のパワーが落とされ、サイドスタンドが消され、部屋は折り畳んだＰＣから漏れる光だけになった。

「打雷的时候啊，不拔掉插头可不行。知道了吗？」

只有电脑的插头因为我的脚趾压着没让她拔掉

说起来，好像有不能跟说梦话的人说话的说法来着，怎么办…她这是回答我？

想起了那种事，我后背有些发凉

冰箱电源断开，床边的台灯灭了，房间里只剩下合上的的电脑里面漏出的光亮而已

 

「さあ、大丈夫だよ。もう泣かないんだよ」

彼女はそう言うと、ぼくをあやすように抱きしめてくれた。

そう。あやすように、だ。

「来，没事的哦。不要再哭了」

她说着，就像是为了哄我一样抱住了我

是的。就像是在哄我一样

 

少なくとも、年上の男に接する感じじゃなかった。

まるでぼくを小さな子供だとでも思ってるみたいだった。

さっき服とブラを脱がせたせいで、彼女の乳房がじかに顔に触れる。

ぼくは複雑な心境で彼女を抱きしめ、ベッドに運んだ。

それから彼女は泣き出した。

長く泣き続けたために、やがて目を覚ましてしまい

再度ぼくを目の前に認めたあと、「ヒロ？」と確認するように言い、

次は自分が子供みたいにしがみついてきた。

至少不是对比她大的男性说话的感觉

简直就像是把我当成一个小孩子一样

因为刚才把衣服和胸罩都脱了的缘故，她的乳房直接的贴到了我的脸上

我心情复杂的抱住她，把她抱到了床上

然后她哭了起来

哭了很长时间，终于醒了过来

再次确认我在她眼前这个事实，「弘？」就像是为了确认一样这么问道

然后这次自己却像是小孩子一样抱住了我

 

246 名前：70 ◆DyYEhjFjFU 　 投稿日：04/09/02(木) 19:10

「ごめん」と彼女は言った。

「怖い夢だったのかな？」

「怖いっていうか…わたし歩き回ったりしちゃった？」

ぼくは正直に、歩き回って部屋中のコンセントを全て抜いたと説明した。

疲れてるときとか、お酒をたくさん飲んだ夜はよく歩きまわるのだと彼女は言った。

見られたことを恥ずかしいと思っているのか、

やったことを後悔しているのか分からなかったけど、

その時の彼女は何かを深く思いつめてるようだった。

それから。子供。

「抱歉」她说

「做噩梦了？」

「与其说是噩梦……我是不是在到处走动？」

我老实说了她到处走，把房间里的插头都拔下来了的事

她说，累了的时候，喝很多酒的夜晚经常会到处走

她是觉得被看到很不好意思吗

虽然不知道她是不是因为做过的事而后悔

那时的她像是在深深的思索些什么

然后还有就是。孩子

 

「そう。子供。男の子なのかな？上手く言えないけどそんな気がした。君の？」

一瞬、彼女の両腕の筋肉がわずかに収縮したように感じた。

「ううん。弟」

「小さいんだね。まだ」

「ううん。小さいままなの。死んじゃったから」

「病気だったのかな？あ、答えたくなかったらいいよ。いろいろ聞いちゃまずいしね」

彼女は鼻をすすり続け、そしてぼくから離れようとしなかった。

離れるのがまるで悪いことみたいに、むしろ彼女がしっかりぼくを抱きしめてた。

「没错。孩子。是男孩吧？虽然说不上来但就是那种感觉。 是你的？」

一瞬，感觉到了她两手的肌肉微微收缩

「不。是弟弟」

「还很小吧」

「不。是一直都很小。因为死了」

「是生病了吗？啊，你不回答也可以的。我不该问太多呢」

她抽着鼻子，没有从我身上离开的意思

仿佛离开会发生什么坏事那般，她紧紧地抱着我

 

「でも、ヒロはお客さんだしさ…」

「構わないよ。もう充分驚かされてる。ふつうの客なら怒ってるでしょ」

彼女はちょっと笑って、だよね、と言った。

「殺されたの」

「え？殺された？誰に？」

「おじいちゃんと、おばあちゃん」

彼女は喉から溢れようとする声を押さえ切れずに、肩を振るわせた。

目が真っ赤で鼻水が出てて、そんな顔を見られまいとしてか、またしがみついてきた。

「インフルエンザだったの。でも病院に連れてってもらえなくて、寝てれば直るって言われて。

「但，弘是客人……」

「没关系哦。已经被吓得习惯了。普通客人的话已经生气了吧」

她笑了笑「说的也是呢」这么说道

「被杀了哦」

「诶？被杀了？被谁？」

「叔叔和…阿姨」

她没能抑制住从喉咙里溢出的声音，肩膀颤抖着

眼睛通红流出了鼻涕，或许是为了不让我看到，又抱了过来

「是流感。但是没带他去医院，说睡一觉就会好的

 

でもね、おかしかったの、ずっと熱が下がらなかったし、そんな状態が二日も続いたのね。

わたしそのとき２４０円しか持ってなくて、それでもなんとか弟を病院に連れて行かなきゃって思って

でも、どこの病院に行ったらいいかなんて分からなくて、タクシーに乗ろうとしても

ぜんぜん相手にしてもらえなくて、すごい寒い夜だったの。

寒いのに弟の体は熱くて、子供でも水を飲ませなくちゃって思ったんだよね。

ポカリスエットを自販で買って飲ませようとしたんだけど

もう、ちっとも飲んでくれなかった。

呼びかけても目も開いてくんなかった。」

彼女は一気にまくしたてると、それから大声でわあわあと泣き始めた。

但是呢，很奇怪，烧一直不退，那种状态一直持续了两天呢

我那个时候手里只有240元，即使如此也觉得不管怎么样也必须要带弟弟去医院

但是，我不知道要去哪里的医院才好，就算想要坐出租车

也完全没人理我，那天夜里很冷

明明很冷、弟弟的身体却很热，我想就算是小孩子也必须要让他喝水呢

我在自用售货机买了宝矿力水特想给他喝

但，已经一点都不喝了

就算叫他他也不睁开眼睛了」

她一口气说完，然后哇哇的大声哭了起来

 

247 名前：70 ◆DyYEhjFjFU 　 投稿日：04/09/02(木) 19:13

ぼくは彼女をベッドに横たえることが、なぜか不謹慎な気がして

ベッドとベッドの間の床に座って長いこと彼女を抱きしめてた。

彼女を抱きしめたまま、フロントに電話してコーヒーをポットで頼み

ついでにレモネードをひとつ注文した。

不知怎的我觉得让她躺在床上，感觉有点不太严肃

于是在床与床之间抱了她很久

保持抱着她的姿势，给前台打了电话要了一壶咖啡

顺带点了一杯柠檬汁

 

「ヒロっていうんだよ。弟。ヒロと同じ名前…わたしが殺したって言われた。

そうだよね。あのまま部屋でおとなしく寝てたら、もしかしたら熱は下がったかもしれなかったよね。

わたしも死んじゃえばよかった…」

「是叫做弘哦。弟弟。和弘的名字一样…说是我杀的呢

　说的也是呢。就那样在房间里老实睡的话，或许烧就能退了呢

　我也是死了就好了…」

 

 

彼女が泣き止んだ頃には空は明るくなりはじめてて、４日の朝。

ふたりでコーヒーを飲みながら、お互いの身の上話をした。

話題を、ぼくが意識して外したから。

彼女が泣くのは、なんていうか、条件反射のようになっているように思えた。

もう何年もたっぷり泣いてきたんだろうし、罪はあがなえただろ。とっくに。

もっとも罪なんてあればの話だけど。可哀想な姫様。

她停止哭泣的时候天空已经明亮了起来，4日的清晨

两个人一边喝着咖啡，一边说着自己的事

我故意的避开了话题

她会哭，怎么说呢，我觉得已经是像条件反射一样了吧

估计已经哭了很多年，罪早就已经赎清了吧

那也是假如有罪。可怜的公主殿下

 

彼女は最後にこう言ってくれた。

「ヒロが大きくなってたら、ヒロみたいに優しい男の子になってたかな」

ぼくは笑った。

優しくなんかないよ。ぼくだってお金で君を買おうとした。

その他大勢の男達と何もかわらないんだよ。

她最后这么跟我说

「如果弘长大了的话，也能成为像弘这样温柔的男孩子吗」

我笑了

我并不温柔哦。我也只是在用钱买你而已

和那些大多数的男人并没有什么不同啊

 

上一章　目录　下一章

 

没看够？点击查看更多中短篇故事或长篇故事。

↓喜欢我们的文章请您与朋友分享

------------------------------------看趣闻需要你的帮助，详情------------------------------------