『长篇故事・2ch』我和宅与公主殿下(六)
235 名前:70 ◆DyYEhjFjFU 投稿日:04/09/02(木) 07:45
気分よく店を出て、それからタクを拾おうとすると彼女が制した。
次はわたしが案内すると言い、まだ飲み足りないと付け加えた。
彼女の手を握り、ゆるやかに蛇行しながら繁華街からは逸れた方へと向かう。
夜風が気持ちよくて、珍しく彼女は身の上話をした。
「ヒロには優しいお母さんがいていいね」と。
「わたしね、お父さんにはもうずっと会ってないんだ」と。
心情舒畅地走出店里,她阻止了想要打车的我
说「下面由我带路」,「还没喝够」她补充道
握住她的手,缓慢走在蜿蜒的小路上,向着离开闹市的方向走去
夜风吹得很舒服,她罕见地说出了自己的事
弘有个温柔的妈妈真幸福呢
「我啊,已经很久没见过爸爸了」
向かった店は青白く光る模造真鍮の路上行灯が出ていて、
いかにも今っぽい安普請な、でもかっこいい造りで
中は雑誌の中でしか見たことのないようなおねえさんが沢山いた。
前往那家店的路上,仿黄铜的路灯照射出着苍白的光芒
虽然完全是当下流行的简易房,但造的很帅气
里面有很多那种像是只在杂志上见过的女人
これじゃ場違いだ。ぼくがいていいような場所じゃない。
カウンタの一番奥のさらにその奥のテーブル席に座ると
すぐにホールのおねえさんがやって来て注文を急かされた。
肌がプラスチックみたいな、均一の茶色。染みひとつない。
搞错了,这不是我该来的地方。
走到柜台最里面的位置坐下后
服务员小姐姐马上走过来让我们点单
肌肤就像是树脂一样均匀的茶色,没有一点瑕疵
頭も小さくて髪を後ろにひっ詰めてるせいで黒人女性のように見える。
白いストライプの入った黒の光沢のあるジャージ。
お腹はむきだしで、美しい筋肉で覆われている。
ジンジャエルとカルアミルクを注文して、それからやけに恥ずかしくなった。
头也小小的,因为头发全梳到后面,看起来就像黑人的女性那样
带有白色条纹的黑色光泽的紧身内衣
露出肚脐,上面覆盖着漂亮的肌肉
点了姜汁饮料和甘露咖啡牛奶,在那之后一下子难为情了起来
「ここね、変なやつがあんまりいないし、朝までやってるし、
店員がちゃんとしてるからひとりで酔っても平気」
変なやつに何かされるんだろうな。彼女が酔ってると。
それから10分もしないで彼女はすやすやと寝息を立て始めた。
ワイン2本のうち1本と半分は彼女の胃袋の中。そりゃ寝ちまうか。
「这里,几乎没有那种奇怪的家伙,而且会一直营业到早上
店员也很正经所以一个人喝醉也没事」
她如果喝醉的话,肯定会被奇怪的家伙做些什么吧
在那之后过了没十分钟就传来了香甜的呼吸声
两瓶红酒,其中的一瓶一半已经进到了她胃袋里,难怪会睡着
テーブルで勘定を済ませて、彼女を連れ出そうと抱えあげると
店内の客から、おおっ、と声が上がった。
内心ぼくは、彼女がダウンしてしまったせいで、心細かった。
こんな場違いな場所にひとり残された心境で臆病になり、早く退散したかった。
別に気取ってお姫様だっこしたわけじゃないんだけど、
妙な焦りで思わずやってしまったんだと思う。完全にキョドってしまってた。
在柜台结了账,想把她带出去抱起了她后
店里的客人发出了「哦哦」的呼声
但其实,因为她醉倒了只剩我一人,所以心里感觉非常不安
一个人被留在这种不该来的的地方让我变得很胆小,想快点闪人
我并不是故意要抱公主
但不知怎么的,一慌张起来情不自禁的就那样做了,行迹非常可疑
ホールの女の子が気を利かせて、彼女のコート、
ウサギ毛の手首がふくらんだ灰色のプードルみたいな毛の塊とバッグを運んでくれ
おまけにドアまで開けてくれた。
「お気をつけて」と言ってくれたホールの女の子の口調は機械的で
見透かされたような気分が和らいで、それがせめてもの救いだった。
柜台的女孩体贴的把她的大衣、
像是鼓胀的兔毛手腕子和灰色长卷毛狗那般的毛块和包帮我拿了过来
还帮我开了门
对我说「路上小心」的柜台的女孩子口吻有些机械
那种被看透了的感觉总算有所缓解,这是仅有的安慰
236 名前:70 ◆DyYEhjFjFU 投稿日:04/09/02(木) 07:53
店を出ても彼女はいっこうに起きる気配がなく
タクが通るまで彼女を抱え上げたまま待つことなった。
ちっとも苦痛じゃなかった。
彼女は軽かったし、感触は心地よかったし、彼女の髪に顔を近づけたりもできた。
背後でさっきいた店の音楽とざわめきが大きく聞こえたので振り返ると
ドアが内側にやや開いたようだった。音が漏れたんだ。
次に、ドアが大きく開かれ、あの女の子が走ってやってくると
「これ、りかに渡して上げてください」
出了店她也没有一点要醒的样子
等到出租车来之前就那样抱着她等着
我完全不觉得累或是痛苦
她很轻,抱起来很舒服,而且我的脸还可以触碰到她的头发
从背后刚才待过的店里,传来了很响的的音乐和嘈杂声,于是我回过头
门似乎从里面打开了一点。声音漏了出来
然后,门被打开,那个女孩跑过来
「这个,请交给理香」
と言って一枚のフロッピィを彼女のバッグに押し込んだ。
タク呼びます?と言ってくれたけど、丁寧に辞退して、大きい通りまで歩くことにした。
タクはすぐに捕まり、彼女を乗せるとき
「りか。タクシー来たよ。これから帰るよ」とわざと彼女の名を入れて話しかけた。
彼女は一瞬目を開いてぼくの顔を確認したけど、すぐに興味を無くてまた深く眠った。
りかっていうのか。
どういう字なんだろう。いや、それすら偽名なのかもな。
说着把一张软盘塞进了她包里
需要我帮忙叫出租车吗?虽然这么问我,但我礼貌的回绝了,徒步走到了大路上
马上就拦到了车,正把她抱上去的时候
「理香。出租车来了哦。我们要回去了哦」故意在说的时候加上了她的名字
她睁了睁眼确认了一下我的脸,马上就失去了兴趣又沉沉睡去
是叫理香么。
是什么姓氏呢。不,有可能连名字也是假的呢
道路は渋滞ぎみで、ホテルに到着するまでけっこうな時間がかかった。
ぼくもいつの間にか眠ったようで、運転手にホテルの近くで起こされた。
場所をそう指定したので、ホテルのロビーに横付けな間抜けは避けることができたわけだ。
部屋に戻って2時間ほど眠った。
寝苦しくて目が覚めたんだけど、彼女がしがみついてきてたせいで寝汗をかいてた。
そういえば、着替えとか用意してなかったんだよな。
シャワーを浴びてクロゼットからバスローブを取り出して着た。
鏡に映すと笑えるくらい似合ってなかった。
路上有点堵,车开到宾馆花了不少时间
我好像也不知不觉睡着了,快到宾馆的时候被司机叫醒了
因为跟司机说的就是那个地方,所以顺利回避了停在宾馆大厅门口这种尴尬事态
回房间之后睡了大约两个小时
是因为睡的不舒服醒来的,因为被她紧抱着出了不少汗
说起来,都忘了准备换洗衣服了呢
洗完澡从壁橱里面拿出了浴衣换上了
去镜子那一照发现实在太不合身,忍不住都笑了
服だけでも取替えに朝早くにでも家にもどるか。
そんなことを考えながら、寝てる彼女をひっくり返し、服を脱がせ
ブラだけ取ってシーツでくるんだ。
彼女の下着は真珠貝の殻のような曲線が刻まれていて白で
その下着に包まれて横たわる彼女はおそろしく魅力的だった。
でも酔って寝てるし、まぁ仕方ないか。
趁这大清早的时间回趟家吧,就只是去换一件衣服而已
边想着这种事情,边把睡着的她转过来,将她的衣服脱掉
只把胸罩摘下来用床单裹上
她的内衣上刻着像是贝壳一般的曲线,是白色的
被那内衣包裹着躺在那里的她散发着惊人的魅力
但她还醉着,嘛,没办法呢
煙草を吸ってから、彼女のバッグからフロッピィを取り出した。
ぼくは誰か他人の持ち物をひっかき回したりなんて普段しない。
けど、不思議と罪悪感はなかった。
フロッピィの中には、10kの画像ファイルが3つ。
拡張子はgifでブラウザでロードすると真っ黒な画面。
またまたオタに登場願うか。
我抽了根烟后,从她的包里拿出了软盘
我平时不会乱翻别人的东西
但是,不可思议地是没有罪恶感
软盘里面,有三个10kb的文件
后缀是gif,用浏览器打开后画面一片漆黑
又该宅登场了吗
244 名前:70 ◆DyYEhjFjFU 投稿日:04/09/02(木) 19:05
画像ファイルをダウンロードしてオタにメール。
特に注釈は付けずにこれもよろしく。と。
それにしても一体なんだろう?
どう見てもただの真っ黒な画面だ。
液晶のせいで微妙な色合いが見えないだけなのか?
彼女は寝ているとはいえ、傍らにいるのに、注意が足りなかったのかもしれない。
それとも浅い罪悪感のせいで、大胆になっていたとか。普段はもっと繊細なはずだ。
そのとき寝ているはずの彼女がむくっと起きた。
把图片文件下载下来给宅发了过去
没有什么注释,就说这个也拜托你了
话说回来这到底是什么呢?
不管怎么看都只是单纯的漆黑图片
是因为液晶的缘故所以分辨不出细微的颜色吗?
虽然说她睡着了,就在旁边,但我可能太不小心了
还是说因为没有什么罪恶感,而变得变得胆子大了呢。平时的我应该更加小心才对
那时本该睡着的她却突然爬了起来
なんの前触れもなく、機械仕掛けで動く人形が内部時計に反応して動きはじめたように。
あまりに唐突過ぎて声を出すことも、その場を動くこともできなかった。
もちろんPCにはフロッピィが刺さったままで、丁寧なことに画像まで表示してある。真っ黒だけど。
唾液くらいは飲みこめたかもしれなかった。
没有任何预兆,就像机械人因为内部时钟的触发动起来了一样
因为太过突然连声音都发不出来,就那样愣在了那里
软盘当然那还插在电脑上,连图片也规规矩矩地展示着。虽然是一片漆黑
我咽了咽口水
彼女は目を開けているのか、閉じているのか判然としない
菩薩像のようなとろんとした目で、あたりを見回し、それからぼくを認めると
「だめじゃんヒロ。早く消さないと」と言った。
「け。消す?なにを?」
彼女はとてもゆっくりと起き上がり、ベッドから降りると
ぼくの頭をぎゅっと抱きしめ、優しく額にキスしてくれ
それから四つん這いになって前進しながら、部屋中のコンセントを探し、そして抜きはじめた。
看不清她的眼睛到底是在睁着还是闭着
如佛像那般睡眼惺忪的眼睛环视着四周,看到我后
「不行啦弘。得快点关掉才行」这么说了一句
「关,关掉?你指什么?」
她慢慢的站起来,从床上下来后
紧紧抱住了我的头,温柔的吻着我的额头
然后爬着前进,在屋里寻找插头,然后开始拔了起来
↓喜欢我们的文章请您与朋友分享
------------------------------------看趣闻需要你的帮助,详情------------------------------------
期待期待。。。感觉结局会是是超bad end耶。。。