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『轻小说・三秋缒』我曾打着电话的那个地方(九)

时间: 2015-12-10 分类: 我曾打着电话的那个地方 作者: kk

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语言:   大陆 港澳 台湾

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第8章 ラストダンスは私に※

第八章 请将最后一支舞留给我

※ 一首歌 Save the Last Dance for Me – the Drifters

 

電話が鳴ったのは八月十四日の午後二時過ぎだった。僕は自室で天文学の入門書を紐解いており、そのときは変光星の連星運動について学んでいた。外では大雨が降っていて、雨粒が窓を叩き、風が木々を揺らす音が絶え間なく聞こえた。両親は仕事に出ていて、家には僕一人だった。

電話のベルが聞こえると、僕は本を放り投げて階段を駆け下り、受話器を摑んで耳に押し当てた。

「もしもし?」

返事はなかった。長い沈黙があった。きっと初鹿野からの電話だろう、と僕は見当をつけた。彼女以外にそんなことをする者がいるとは思えなかった。

电话响起,是在八月十四号下午两点后。那时我在自己的房间里翻阅着天文学的入门书籍,学习着变星的双星运动。外面下着大雨,听得到雨点打在窗上、风摇晃着树木的声音无休无止地响着。父母出门工作了,家里只有我一个人。

听见电话铃声响起,我搁下书跑下楼梯,抓起听筒按到耳边。

“喂?”

没有回音。是一段很长的沉默。一定是初鹿野打来的电话吧,我这样推测到。除了她以外我不觉得还会有谁这样做。

 

「初鹿野か?」と僕は電話の向こうの人物に訊ねた。だがやはり返事はなかった。

前回のように、両側の電話が鳴り、繫がるはずのない回線が繫がったというわけではなさそうだった。今回の沈黙は確信に満ち溢れており、通話相手が僕であることを十分に承知した上で黙り込んでいるような印象を受けた。ただ、それは目的があって無言を貫いているというよりは、何かをいうかいうまいか迷っているといった種類の黙り方だった。

そして唐突に電話が切れた。一体何だったのだろう、と訝りつつ僕は受話器を置いた。

“是初鹿野吗?”我向电话对面的人问道。但是仍然没有回音。

并非像上回一样,两边的电话同时响起,本无可能连通的线路被连上了的样子。这次的沉默中饱含着确信,给我“在充分认知到对方是我,才一直保持着沉默”这样的印象。

不过,要说这是刻意地保持着沉默,不如说这种沉默方式更像是在犹豫着“有什么事情不知道要不要说”。

然后电话突然挂断了。“到底是怎么回事啊?”我这样诧异着,放下了听筒。

 

妙に雨音がはっきり聞こえると思ったら、玄関の窓が開いたままになっていて、その周りが水浸しになっていた。窓を閉め、雑巾を持ってきて床を拭いた後、家中の窓を点検して回った。

自室に戻ってから、僕は先ほどの電話についてもう一度考えてみた。そしてふと思った。

あのとき話を切り出すべきは、僕の方だったのかもしれない。

彼女は黙り込んでいたのではなく、僕の言葉をひたすら待っていたのかもしれない。

听到雨声格外的清晰,才发现门口的窗户还开着,周围已经被水浸透了。关上窗,拿抹布来把地板擦干后,把家里的窗户检查了一圈。

回到自己的房间后,我又思考起先前的电话。然后突然想到。

那个时候该先开口的,也许是我。

也许她不是在一直保持着沉默,而是在一意等待着我说些什么。

 

胸騒ぎがした。僕はシャツの上からヨットパーカを着て傘も待たずに外に出て、自電車に飛び乗って初鹿野の家に向かった。ものの数分で目的地に到着すると、玄関の呼び鈴を急かすように連打した。数秒して顔を出したのは綾さんだった。

「……なんだ、陽ちゃんか」

彼女は落胆した様子でいった。その反応からすると、僕の嫌の予感は当たっていたようだ。

「唯さんに何かあったんですね?」と僕は訊いた。

「そう」と綾さんは頷いた。「その様子だと、何か知ってるみたいだね。とりあえず、中に入って。タオルを貸すから」

「今ここで話を聞かせてください」

踵を返しかけた綾さんは僕に向き直り、溜め息をついた。

心里一阵不安。在衬衫外面套了件夹克,我伞也没拿就出了门,飞身骑上自行车冲向初鹿野家。不到五分钟到了目的地,仿佛催促着一般连揿着门铃。几秒后露面的是绫。

“……什么嘛,是阳啊。”

她一副失望的样子说道。从这个反应看来,我糟糕的预感似乎应验了。

“唯她出了什么事吗?”我问道。

“嗯。”绫点点头。“看你这样,好像是知道些什么。总之先进来,我给你毛巾。”

“请现在就在这里告诉我。”

正往回走的绫转身朝向我,叹了口气。

 

「唯が、行方不明なんだ。昨晩、いつものように家を出て、まだ帰ってないの。もちろん、それだけだったら心配はしないよ。あの子が一日以上家を空けるなんて珍しいことじゃないし、帰るのが遅いのは、単に雨で足止めを喰らっているだけかもしれない。……でもね、なんか、今回は嫌な予感がするの」

僕は少しの間逡巡してからいった。「先ほど、僕のところに無言電話がありました。根拠はありませんが、多分、唯さんからです。二分ほど無言が続いて、その後何の脈絡もなく電話が切れました」

「もしそれが唯だとしたら、今のところはまだ、あの子は無事だってわけね」

彼女は安堵したように目を閉じた。

“唯失踪了。昨晚跟平常一样出了门,到现在还没回来。当然,要只是那样也不会担心。本来她一天多不回家也不是什么少有的事,也许只是遇到下雨不方便回来而已。……但是,这次总有种不祥的预感”

我稍稍迟疑了下说道。“刚刚我接到一通无声电话。虽然说不出什么理由,但大概是唯打来的。两分钟左右一直沉默着,然后没头没脑地挂掉了。”

“要是那是她的话,那就是说现在她还是安全的吧。”

她好像放心了一般闭上了眼睛。

 

「嫌な予感、というのは?」

「今思い返すと、昨晩の唯はどこか様子が変だった」と綾さんは外の雨を見つめながらいった。「昨夜、あたし、出かける寸前の唯と偶然台所で鉢合わせたんだ。こっちはお腹が空いて冷蔵庫を漁っているところで、向こうは勝手口から家を抜け出すところだった。いつもの唯ならあたしと顔を合わせてもそっぽを向くだけなんだけど、昨日は違ったんだ。唯は台所の入り口で立ち止まって、しっかりとあたしに視線を向けて、何か珍しいものでも見るみたいに瞬きしてた。その間、あたしは知らんぷりしてた。十秒くらいして、唯はようやくあたしを見つめるのを止めて勝手口に向かったんだけど、あの子、擦れ違い様にぺこりと顔を下げたの。……これがどれだけ異常な事態か、陽ちゃんにはわかるでしょう?」

“不详的预感是指?”

“现在回想起来,昨晚唯看起来哪里有点不对劲。”绫凝视着外面的雨说道。“昨晚,我跟正要出门的她在厨房偶然碰到。我是肚子饿了正要去冰箱里找点吃的,她是正要从后门溜出家门。平常唯就算跟我碰面也会别过脸去,昨天却不一样。唯停在后门那里,牢牢地把视线投向我,好像看到了什么少有的东西一样眨了眨眼睛。那段时间,我假装什么都不知道的样子。虽然过了十秒左右,唯终于不再盯着我,走向了后门,可是跟她擦肩而过时,她点头致意了。……这种事情有多反常,阳你知道的吧?”

 

「その際、唯さんは何も言わなかったんですか?」

「うん、無言だった」綾さんの表情がにわかに曇った。「あのね、考えすぎかもしれないけど……昔、あたしのクラスメイトが死んだときも、あんな感じだったんだよね」

「クラスメイト?」と僕は訊き返した。

「どちらかといえば、仲の悪い子だったんだ。その子はあたしを嫌っていたように見えたし、あたしも嫌われっ放しだと癪だから嫌い返してた。中学二年の秋くらいに、突然その子が学校にこなくなってね。それからだいたい一ヶ月後に、その子からいきなり電話がかかってきて、一方的にお喋りを聞かされたんだ。どうして学校にこないのか訊きたかったけれど、訊いてほしくなさそうだったから止めておいた。その子、電話を切る直前に、柄にもなく『今日はありがとう』なんていってさ。それっきり」

“那个时候,她什么都没有说吗?”

“嗯,没说话。”绫的表情突然变得忧郁不安了起来。“那个,也许是我想多了……以前,我班里的同学死掉的时候,也是那样的感觉。”

“同班同学?”我重复着问道。

“要说起来的话,我跟她关系并不好。她看起来不喜欢我,放着被讨厌不管会感觉恼火,所以我就也讨厌回去了。中学二年级的秋天,她突然不来学校了。那之后大约一个月后,她突然打电话过来,单方面的听着她讲。想问她为什么不来学校了,但是她好像不太想被问到的样子,所以就没问。她快要挂断电话的时候,不像平常的她一样,说了‘今天谢谢你了’这样的话。就这样。”

 

「それっきり?」

「電話を切って数時間後に自殺したの」綾さんは声のトーンを一定に保ったままいった。「海沿いの防風林で、首を吊って死んでるのが発見された。遺書の一つもなかった。それから何日か経って、あたしは気づいたんだ。『ああ、あの電話はサインだったんだな』って。あの“ありがとう”は、ある意味じゃ断末魔の叫びみたいなものだったんだって」

僕は彼女の言葉を嚙み砕いた。「綾さんは、唯さんがこれから自殺すると考えてるんですね?」

“就这样?”

“挂断电话几个小时后她自杀了。”绫稳着声音说道。“在海边的防风林发现她上吊死了。一封遗书也没有。在那之后过了几天,我注意到了,‘啊,那通电话是信号啊。’那句‘谢谢’,在某种意义上像是临终的呼喊一样。”

我把她的话简化了一下。“绫你是在想,‘唯她现在要去自杀’吗?”

 


kk:以前想过自杀一下。只跟一个人发短信说过

怎么说呢,濒死的人也不是每一根稻草都愿意去抓住的

如果不是他说“不要去死”,大概在那个晚上就byebye了吧(`-´)ゞ

 

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Comments
已有 3 条评论 新浪微博
  1. 龙月

    不要去死啊!!!!

    2015年12月11日 10:12 回复
  2. 777

    接下来会怎么样呢?前面说跳海了但也没有说死了……还是有机会的

    2015年12月11日 04:28来自移动端 回复
  3. 希望不要有事啊…

    2015年12月11日 01:23来自移动端 回复
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